2010-05-05から1日間の記事一覧

『コーヒーの医学』を読んでから思い出して憂鬱になること

糖尿病との関連では、きちんとした文書では必ず「発症の予防であって、治療ではないことに留意せよ」ということが書かれている(し、書かれるべき)のだけど、それを見るたび、以前に日経新聞社から取材を受けた際のトラブルのことを思い出して憂鬱になる。 …

『コーヒーの医学』を読んでから語る

【5/8追記】買ってきました。全体としては非常によい出来の本なのでお勧めです。 ただ、岡先生のところはやっぱりというか、今イチと言うか… まず非常にバランスが悪い。自分の研究に都合のよい部分だけをピックアップして説明してて、全体的な解説として「…

利益相反と「書けないこと」:『コーヒーの医学』を読まずに背景だけ語る(2)

僕自身は、コーヒーに関わる人たちから依頼されて原稿を書くことが多いんですが、そういった場合、「コーヒーの害悪面」についての各論を細かく書いた原稿が通ることは、まぁ、まずないです。 利害両面のバランス的に言ったら、まぁ「利」の方が少なくとも「…

医学と薬学と食品学:『コーヒーの医学』を読まずに背景だけ語る(1)

野田先生が書いてる内容は、「コーヒーが好きだから/興味がある」ということでコーヒーと健康のことを知りたい、という人にとっては受け入れにくかったり、これまで聴いてたことと話が違う、ということで拒絶したい部分もあるかもしれません。が、医科学的…

『コーヒーの医学』

コーヒーの医学 (からだの科学primary選書1) 作者: 野田光彦 出版社/メーカー: 日本評論社 発売日: 2010/04/20 メディア: 単行本 クリック: 2回 この商品を含むブログ (2件) を見る http://www.qualityofcoffee.com/column/post_555.html 石脇@石光さんのと…